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執筆者の写真Hatsuo Yamada

モチベーションの向上やコミュニケーションは結果であって手段ではありません

更新日:2022年5月29日

「部下にもっと主体性を出してほしい」


「もっとチームの一体感を高めたい」


「部下や組織は思うように動かない 」


世の中のリーダーの悩みとしては、このようなことが多いようです。


そこで声の掛け方、心の動かし方、を教えますという教育講座がたくさん生まれています。


私もコーチとしてモチベーションの重要性は理解しているつもりです。

モチベーションを高めることを手段だと考えているとしたら、

                  本末転倒ではないでしょうか?


「主体的にやってほしい」、「皆、もっと一体になろうよ」と言っても

「どうしてですか?」「何のために?」という本音の質問が出てきます。


人は、自分の納得するゴールを設定して、本当に速に到達したくてたまらない状態になると

居ても立っても居られない状態になり、ゴールに向かって歩き出します。


自分の納得するゴールを設定して、本当に速に到達したくてたまらない状態を作ってやれば、主体性を持って、チームの一体感を感じながら、自らそこに進んでいきます。



このためには、「課題の背景も含めて目的を腹落ちさせる」ことなのです。


TQMでは、リーダーシップを、方向性の共有と推進力と説明します。


方向性の共有は、

職場のメンバーと一緒に達成すべきゴールの方向性を明示する

そのゴールをメンバーと共有して、共感を得る


推進力は、

ゴールに向かってメンバーを導く力


ということです。


これを日常管理・方針管理という仕組みとして常日頃、運営していきます。


全社の課題達成の活動が、仕組みとして動いています。

そして、それを支えるのが上司・部下のコミュニケーションです。


真剣に課題か愛結に組織で取り組んでいれば、自然とコミュニケーションも活発化します。


結果である、コミュニケーションの活発化やモチベーションの向上を

手段としても効果はありません。






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